百合漫画『踊り場にスカートが鳴る』感想とおすすめポイント

踊り場にスカートが鳴る 先輩後輩

『踊り場にスカートが鳴る』基本情報

  • 作者:うたたね游
  • 出版社:一迅社(百合姫コミックス)
  • 巻数:2巻(未完結)
  • 属性:学園・繊細・先輩後輩

ネタバレしない感想&紹介

『踊り場にスカートが鳴る』は高校の社交ダンス部を舞台にした物語。

身長が高い2年生のききちゃんは、本当はパートナー(いわゆる女役)として踊りたいのに、本心を隠してリーダー(いわゆる男役)をしています。

彼女があるとき出会ったのは、リーダー志望の1年生であるみちるちゃん。みちるちゃんはパートナーが似合いそうな小柄で可愛らしい外見をしていますが、自分はリーダーしかやらないのだと言い張ります。

そんな『踊り場にスカートが鳴る』は「なりたい自分」と「周囲から求められる自分」の乖離に悩みながらも、「なりたい自分」をつかみ取っていく物語なのかなと思います。

「なりたい自分」と「周囲から求められる自分」が違うことに苦しんだり、上手く折り合いがつけられなかった経験が少しでもあるなら、きっと刺さる部分があるはずです。

こんな方におすすめ!

『踊り場にスカートが鳴る』はこんな方におすすめ!

  1. 心理描写が丁寧な百合がすきな方
  2. 「なりたい自分」と「求められる自分」の乖離に悩んだことがある方
  3. 絵柄が繊細で美しい百合漫画を探している方

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